衛生管理者に不合格になる4つの誤解 | 衛生管理者 講習会・通信講座

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衛生管理者に不合格になる4つの誤解

悩む男性

衛生管理者試験に短期間で一発合格するためには、問題集の使い方が重要になってきます。これは第一種、第二種、特例第一種の試験勉強において言えることです。

しかし多くの人が、衛生管理者試験の勉強方法について誤解しているので、勉強時間が無駄になったり試験で不合格になってしまっているのです。

あなたの衛生管理者の勉強方法は、これら4つの項目に、当てはまっていないでしょうか?これら4つの項目に、1つでも当てはまっていたら要注意です。

あなたは、時間とお金をムダにしている可能性があります。それぞれの項目は、一体どこがいけないのでしょうか?では、ひとつずつ見ていきましょう。

【1】「全てを覚えれば合格する」という誤解

たしかに、試験範囲の全てを覚えようと頑張ることは、すばらしいことです。知識が増えれば、試験に合格できそうです。また、高度な会話を楽しむことができたり、自分の欲求を満たすことができます。

しかし、そのためには、並々ならぬ努力と根性が必要です。そもそも、衛生管理者の試験には、膨大な試験範囲があります。

その試験範囲とは、生理学、労働安全衛生法、労働基準法、メンタルヘルス対策、作業環境管理、有害物質の性質、有害エネルギー対策などです。これらを全て覚えるには、数か月の間、懸命に勉強しなければいけません。

あなたはこれだけの期間、やる気を保つ自信がありますか?ほとんどの人の答えは、“いいえ”でしょう。テクノロジーが発達しても、現代人の忙しさはあまり変わっていないと言われています。

きっと、長期間勉強する時間を持ち合わせている人の方が少ないでしょう。そして、よほどの勉強好きでもない限り、こんなことを今さら勉強したいなんて思わないはずです。

衛生管理者の内容は、範囲が広く初心者の人にとっては、わからないことだらけだと思います。実際に、会社の労働衛生の仕事に携わっている人でも、一発で合格できない人が何人もいるのです。

それどころか世の中には、2回落ちた、3回落ちたなんていう人はざらに居ます。

私たちは、小学校、中学校、高校教育において、試験で100点満点を取る人が、偉い、優秀だと教えてこられました。しかし、社会に出たら試験で100点満点を取る人が、偉いわけではなくなります。

そうではなくて、『結果』を出す人が、高く評価されて、出世するのです。第一種衛生管理者の試験であれば、400点満点中240点以上取れば合格です。また、第二種衛生管理者の試験であれば、300点満点中180点以上取れば合格です。

そのラインをクリアすれば、あなたは『結果』を出したことになります。あなたにとって『結果』とは、“満点”で衛生管理者試験に合格することではありません。“合格点以上”を取って合格することが、『結果』を出すことなのです。

とにかく、試験に合格しなければ、何も始まりません。チャンスも生まれません。

ですから、あなたは「完璧を目指して、試験範囲の全てを覚えよう」とするのではなく、「衛生管理者の試験で、“合格点以上取れる”ように勉強」すればよいのです。

もう1つ、試験範囲の全てを覚えようとしてはいけない大きな理由があります。それは、本来、試験に合格するために覚えなければならないこと以外に、余計なことを覚えようとしてしまうからです。

そうすると、古い記憶と新しい記憶がケンカしてしまい、せっかく覚えていた記憶が抜け落ちてしまいます。詰め込もうとすればするほど、古い記憶はどんどんと抜け落ちていくのです。

この現象は、科学の世界で『逆向抑制』と呼ばれます。つまり、努力してたくさんのことを覚えようとすればするほど、記憶が薄っぺらになり、逆効果になっているわけです。

これほど、時間をムダにしていることはありません。そうとも知らずに、ガムシャラに覚えようとすることは、絶対に避けなければいけません。

例えば、本を読んだり、マンガを読んだりしているときも同じです。読み進めていくうちに、最初のほうの内容は忘れていきますよね。一冊を読み終わったときに、最初のほうに何が書いてあったか、なんてことは覚えていません。

それと同じことが、試験範囲の全てを覚えようとすることでも起こっているのです。これでは、勉強している時間もムダになりますし、記憶が曖昧になるため不合格の確率が高くなります。

結局、何度も受験する事になって、時間や受験費用、交通費などもムダにしているのです。

【2】「内容を全て理解しなければならない」という誤解

“理解”とは、「なぜそうなっているのか?」という“原理原則”がわかることです。たしかに、原理原則がわかれば、人に説明もできますし、、衛生管理者試験に出題される応用問題にも対応できます。

しかし、あなたにとって試験範囲の全てを理解することは、本当に意味があることでしょうか?

例えば、私たちは、毎日電気を使います。スイッチを押せば、蛍光灯がついたり、消えたりします。では、なぜそのスイッチを押しただけで、蛍光灯がつくのか説明できますか?

私たちは電気回路の理論や、蛍光灯の内部構造など詳しく知らなくても、スイッチを押せば明るくなることを知っているから、スイッチを押すわけです。

たとえ“なぜスイッチを押せば蛍光灯がつくのか”を知っていたからと言って、「よく知ってるね!あなたの蛍光灯だけ2倍明るくしてあげるよ!」なんて、蛍光灯がサービスしてくれるわけではありません。

ですから、社会生活を営む上で、必要以上のことを理解しても無意味なのです。

衛生管理者を取得したいと思っているあなたは、実際の仕事で必要だから取得するはずです。合格するためには、第一種の場合であれば合計44問の試験を受けて合格点を取らなければなりません。

その44問を正解するために必要な理解だけでも、十分専門家になれます。それだけで十分なのです。

しかし、多くのテキスト、参考書では必要以上に情報を載せ過ぎています。衛生管理者試験の原理原則に、深く突っ込みすぎているのです。これほど受験生にとって、不都合なことはありません。覚えるだけ覚えさせて、試験では全く出題しない内容なのですから。

さらに、あなたの現在の仕事内容によりますが、実際の仕事・作業では、それらはほとんど必要ない知識なのです。また、試験範囲の全てを理解しようとすると、とてつもなく時間がかかります。

ですから、試験を受ける時に“なんとなくしかわからない”という部分があって、全く問題ありません。「じゃあ、理解なんかしないで丸暗記すればいいのか!?」と勘違いしないで下さい。

理解力と記憶力は、密接に関係しています。もちろん、試験内容に関する理解力が高ければ、試験内容に関する記憶力も高くなります。衛生管理者試験の場合、理解が無ければ解けない問題がいくつか存在する事も事実です。

ここで言いたいことは、完璧主義を目指さずに、バランスをとっていただきたいということです。試験には、“軸となるポイント”があります。必要なポイントさえ理解すれば、短期間の勉強で、合格することができるのです。

逆に言えば、このポイントをしっかりと理解できていない人が、2回、3回と不合格になってしまうのです。そういう人は、結果的に何度も受験する羽目になり、お金も時間もムダにしてしまっているのです。

あくまでもあなたの目標は、合格することです。合格がきっかけとなって、「もっと知りたい、もっと理解したい」と思えば、継続的に勉強を進めていけば知識が増え、理解が深まります。

今、理解できないことがあったとしても、実際の日々の仕事や業務の中でどんどん理解を深めていけばよいだけの話です。

【3】「テキストはしっかり読む」という誤解

「テキストや参考書をしっかり読まないなんて、何を使って勉強すればいいんだ!」

あなたは、このように思われたのではないでしょうか?ここで私が言いたいのは、「テキストや参考書をメイン」に使って勉強することが、間違っているということです。

テキストや参考書は、理解するために使うものであって、覚えるために使うものではないのです。例えば、試験の日に試験会場で、テキストや参考書を見て、直前に暗記しようと粘っている人がいます。私はそのような人を見ると気の毒でなりません。

たしかに、「衛生管理について論文を書きなさい。」というような記述式問題ならば、テキストや参考書をメインに読んで覚える必要があります。ビジネス書の著作者でも1冊の本を書くために、書きたいテーマの関連書籍を20冊から50冊くらいは読み情報収集するのです。

しかし、衛生管理者の全て試験問題は、5つの選択肢から1つ選ぶという、五者択一式の問題です。テキストや参考書を必死になって覚えようとしても、試験問題である五者択一式の問題を解く実力は養われないのです。

つまり、こういうことです。

→試験問題が、論文形式ならば、そのテーマに関連するテキストや参考書をたくさん読む。

→本を書くならば、そのテーマに関連する本をたくさん読む。

→五者択一式の問題を解きたいならば、五者択一式の問題をたくさん解かなければなりません。

ですから、あなたは「問題集をメイン」に使って勉強するべきなのです。決して、テキストや参考書だけに頼ってはいけません。「テキストや参考書をメイン」に使って勉強する事は、本当に時間がムダになってしまいます。

テキストや参考書に頼る人は、次から次へと新しいテキストや参考書を買ったりしています。さらには、高額な講習会に、足しげく通う人も居ます。結局、テキストや参考書だけを探し求める人は、お金も時間もムダにしているのです。

【4】「問題集は内容を理解した後にやる」という誤解

すでにお話したように、理解することによって、記憶の定着は良くなります。ところが、理解してから問題集をやろうとすることも、お金と時間をムダにしているのです。

もちろん、理解することが悪いのではありません。“順番”が問題なのです。少し時間を取って、考えていただけませんか?

「あなたは自転車に乗ることができますか?」

ほとんどの方が「乗れる」と答えるでしょう。では、どのような“順番”で、自転車に乗れるようになりましたか?あなたは、初めから大人たちと同じように、自転車に乗れなかったはずです。

最初は、親、兄弟、友人に後ろで支えてもらって、フラフラしながら自転車のペダルをこいだことでしょう。乗り始めた頃は、後で支えてもらわないと、二輪のバランス感覚がつかめていないため、右へ左へと転んでしまいます。

また、子供は、物理的なことがよくわかっていないため、無理な急ハンドルを切ったり、石ころにタイヤが乗り上げ、転んでしまうこともあります。しかし、子供は転びながら、“痛み”や“バランス感覚”を身に付けていきます。

しばらく練習すると、後ろで支えてもらわなくても自分の力だけで自転車に乗れるようになります。これが、自転車に乗れるようになるまでの“順番”です。

このとき、子供は“実践”しながら自転車の乗り方を“理解”しているのです。“理解”してから“実践”し、自転車に乗れるようになったわけではありません。この“実践”と“理解”の順番が、非常に重要なのです。

衛生管理者試験の勉強でも、同じことが言えます。まず、“実践”してみることです。衛生管理者試験の勉強で“実践”とは、問題を解くことです。

きっちりと“理解”する前に、問題集をやっていけばいいのです。問題を解いてみてはじめて、「なるほど!」と理解ができるところが多々あります。理解や理論は、後付けでも構いません。

子供の頃のように転びながら学び、理解していくことが自然な勉強方法なのです。そもそも、衛生管理者試験の場合、専門用語もたくさん出てきて、理解するのにものすごく時間がかかります。

そして「今持っているテキストでは理解できない。」と思って、別のテキストに手を出したりして、結局お金もムダになってしまうのです。

いかがだったでしょうか?

あなたは、衛生管理者試験の勉強方法を誤解して、“お金と時間”をムダにしていないでしょうか?

上記の誤解に1つでも当てはまったという人は、この機会に考え方を少し変えてみてくださいね。


講師のご紹介

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はじめまして。講師の奥田真史です。衛生管理者の講習会・通信講座なら私にお任せ下さい!
実務4年!講師8年!の実績があり、合格まで徹底サポートいたします!
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